宮島フェリーは「移動」以上の体験です。宮島口から約10分のショートクルーズで瀬戸内の凪いだ海、行き交うカモメ、遠くに浮かぶ弥山の稜線が一度に視界へ。先月家族で乗ったJR西日本宮島フェリーの「大鳥居便」では、次女が「お船が大鳥居にこんにちはしてる!」って大興奮でした。海上から大鳥居と社殿を正面に望む絶景は、何度見ても感動しちゃいます。家族旅行やカップル、ひとり旅まで安心して楽しめるように、運賃・アクセス・船内設備・お得なチケットまで、初めてでも迷わない具体情報をまとめてご紹介します。
宮島に渡るには必ずフェリーで

宮島へ渡るには、フェリーの利用が必須です。運航時間は約10分と短いながらも、瀬戸内海の潮風を感じながら、旅の雰囲気を楽しめます。この短いクルーズが、旅の始まりを特別なものにしてくれるんです。宮島口から出発するフェリーは、「JR西日本宮島フェリー」と「宮島松大汽船」の2社があります。
はじめての方は、各社の特徴を知っておくと選びやすくなります。地元の人に教えてもらったんですが、実はフェリーは「JR」の方が大鳥居に近づくんです(往路のみ)。JR西日本宮島フェリーは「大鳥居便」を運航し、海上から大鳥居と厳島神社を正面に望む特別ルートが魅力。進行方向右側のデッキや窓側席からの眺めがとくにおすすめで、潮の香りと共に”宮島に来た”という高揚感が一気に高まります。いっぽう宮島松大汽船は最短距離の直行ルートで、待ち時間を抑えてスムーズに宮島へ。ロープウエーやスイーツ引換と組み合わせられるセット券もあり、移動と観光をセットで効率化できます。混雑が心配な繁忙期は、行きは大鳥居便で景観を、帰りは直行で時短といった組み合わせも実用的です。
JR西日本宮島フェリー
JR西日本宮島フェリーの特徴は、大鳥居に接近する「大鳥居便」があることです。この便では、大鳥居を手前に、厳島神社を正面に見ることができ、海からの絶景を楽しめます。早朝や夜遅い便もあり、通勤にも便利で、交通系ICカードが利用可能です。
特に日中の大鳥居便(宮島口発9:10〜16:10の時間帯で運航)は、潮位条件が合えば大鳥居に最接近して旋回するダイナミックなコース取りが楽しめます。ベストショットを狙うなら進行方向右側へ。万一、高潮などで安全上の配慮からルートが変更される場合もあるため、当日の案内を確認しておくと安心です。船は電気推進の「みやじま丸」や「みせん丸」などが活躍しており、静粛性の高い乗り心地とワイドな窓が心地よい船旅を演出します。
うちの主人が写真係なんですが、大鳥居便での撮影ポイントを教えてもらいました。右舷側のデッキに立って、大鳥居が近づいてきたらシャッターチャンス!長女は写真撮影に夢中で、いつも100枚以上撮ってます。
宮島松大汽船
宮島松大汽船は、直線ルートで到着が速いのが魅力です。宮島ロープウエーとフェリーのセット、フェリー往復チケットと宮島で人気のお菓子が選べるお買い物券付きチケットなど、宮島観光をお得に楽しむチケットもあります。交通系ICカードが利用可能です。
船体は快適性にも配慮され、たとえば「安芸」では車椅子優先スペースやバリアフリートイレを備え、2階にはコンセント付きのカウンター席も。往復とロープウエーを合わせた「エンジョイチケット」や、往復にスイーツ引換券が付く「宮島お得じゃ券」など、到着後の過ごし方まで見据えたプロダクトが充実しています。景色重視ならデッキへ、冷え込む季節は客室の窓側席から穏やかな多島美をじっくりどうぞ。
今回はJR西日本宮島フェリーで宮島へ行ってきました
宮島口発9時10分から16時10分の便は大鳥居に接近する、「大鳥居便」を運航しているそうです。9時10分から16時までの間は、15分おきに運行されているので乗り過ごしても少し待てばOKです。
JR西日本宮島フェリーでは大鳥居を手前に厳島神社を正面に見ることができるため、厳島神社と大鳥居をツーショットで写せるという嬉しい特典付き!船上から見る大鳥居は一見の価値ありです!
宮島に着いたら、まずは世界遺産の厳島神社へ。子どもたちも「わあ!」って歓声をあげるほど美しいです。
宮島口の乗り場・アクセス
JR宮島口駅からフェリー乗り場へは、段差のないバリアフリールートがあります。改札を出たら右へ進み、左手のスロープを降りて地下道へ。エレベーターで地上階へ上がれば横断歩道を渡るだけで宮島口桟橋に到着します。階段を避けられるため、車椅子・ベビーカー・大きなキャリーでも移動がスムーズ。横断歩道は観光客と車の往来が多い時間帯があるので、信号と左右確認を意識して安全に渡りましょう。駅からの所要は徒歩でおおむね5分前後。初めてで不安な方は、駅の案内表示に「フェリー」のマークがあるので、それに沿って進むと迷いません。雨天時はアーケードや庇をつなぐように歩ける区間も多く、濡れにくいのも好印象です。
地元民おすすめは、宮島口の駐車場は朝8時前なら「もみじ本舗」裏が空いてるということ。車でお越しの方はぜひ参考にしてくださいね。
船内の様子

船内も広々としており、私は船酔いしやすいタイプですがそこまで揺れは気にならなかったです。宮島口旅客ターミナルから宮島桟橋まで約10分の快適なクルーズです。次女が「お魚さん、こっち見てる!」ってカモメを指差して大はしゃぎしてました。

フェリーの中にいる人より、外で景色を見たり風に当たったりしている人が多かった印象です。この日はなかなか寒かったのですが、景色を楽しみたいと考えている人が多いことが伺えます。
JR西日本宮島フェリーの1階はバリアフリーフロアで、車椅子専用エリアと手すり、広い多目的トイレを備えています。チケットは車椅子のまま購入でき、乗降時はスタッフがスロープ設置などを丁寧にサポート。大きな窓越しに瀬戸内の多島美が流れ、デッキに出れば潮風とともに大鳥居の気配が近づいてくるのを感じます。宮島松大汽船の「安芸」では、2階カウンターにコンセントがあり、スマホの充電や写真整理にも便利。船内は全面禁煙で、AEDの設置や無料Wi-Fi(船や時間帯により提供)などの安心装備も整っています。寒い季節は客室、穏やかな季節は外デッキと、気候に合わせて場所を選ぶのが快適に過ごすコツです。
料金
大人 片道 200円(往復400円)
子供 片道 100円(往復200円)
これと令和5年から入島税100円がかかるようになりました。なので、大人で宮島に行く場合往復のフェリー代金400円+入島税100円で合計500円かかります。
支払いは現金のほか、宮島松大汽船では全国相互利用の交通系ICカード(ICOCA、Suica、PASMO など)が使えてスムーズ。観光と移動をまとめて節約したい方には、宮島松大汽船の「エンジョイチケット」(フェリー往復〈宮島訪問税含む〉+ロープウエー往復=大人2,100円〈約400円お得〉、小人1,100円〈約200円お得〉)が便利です。さらに「宮島お得じゃ券」なら、フェリー往復に宮島名物のスイーツ引換(揚げもみじ、もみじクロワッサン など)や200円分のお買い物券が付いて、手軽に”食べ歩きセット”を楽しめます。
弥山まで行くならロープウエーとのセット券が断然お得!子どもたちも大興奮の絶景が待ってます。
宮島桟橋
宮島側に到着すると、フェリーターミナルが迎えてくれます。観光案内所や売店、トイレ、休憩室があり、便利な施設が揃っています。宮島観光協会直営の売店にはここにしかないオリジナル商品も販売され、車いすの貸出もあります。
桟橋の動線はわかりやすく、バリアフリー対応のトイレやベンチスペースも充実。ベビーカー連れなら、改札付近で身支度を整えてから動くとスムーズです。到着後は厳島神社表参道へ伸びる商店街へ直行しても良いですが、時間に余裕があれば桟橋近くの海沿いで一呼吸。潮位が高い時間帯は海面がぐっと近く、鹿が散策する姿に出会えることも。ロープウエーや紅葉谷公園方面のバス停も近く、荷物が多い日や夏場・雨天時の移動に重宝します。
宮島に着いたら、まずは表参道商店街で食べ歩き!子連れでも楽しめるグルメスポットがたくさんあります。
フェリーで渡るのが宮島観光の醍醐味!

JR西日本宮島フェリーでは大鳥居に接近する航路で厳島神社と大鳥居をバッチリ写せます。ポストカードになりそうな一枚を是非撮ってみてください♪
写真狙いなら日中の大鳥居便で、船の右舷側へ。順光の時間帯は社殿の朱色がいっそう鮮やかに映え、穏やかな凪なら水面に反射する大鳥居も。風が強い日は外デッキは体感温度が下がるので防寒を、夏は帽子と日焼け対策を忘れずに。私の体感では、客室内は航行音が控えめで会話もしやすく、船酔いしやすい私でも景色に集中しているうちにあっという間の10分でした。帰りは夕方のマジックアワーに合わせると、宮島口の灯りと海面のきらめきが重なり、行きとは違うロマンチックな印象に。フェリーで渡るからこそ得られる「海上の視点」を、旅程のハイライトにしてください。
ちなみに、平日の14時〜16時が一番空いてる時間帯なので、混雑を避けたい方にはおすすめです。
宮島名物といえば穴子飯!子連れOKの名店をまとめました。
雨の日でも安心の宮島水族館(みやじマリン)も子どもたちに大人気です。
実は厳島神社より歴史が古い大聖院も、パワースポットとして地元民には有名なんです。
千畳閣は子どもも走り回れる穴場スポット。地元の人はみんな知ってるけど、実は床下に昔の落書きがあるんですよ!
情報は変更になる場合があります。おでかけの際はお店の公式サイトなどで最新の情報をご確認のうえ、おでかけください。
よくある質問(Q&A)
Q. 宮島フェリーの所要時間は?混雑時でも変わりますか?
A. 所要はおおむね片道約10分です。多客期は乗船待ちが伸びる場合がありますが、航行時間自体はほぼ同じです。待ち時間を短くしたい場合は臨機応変に2社どちらか空いている便を選ぶのがコツです。
Q. 「大鳥居便」はいつ乗ればベストショットを狙えますか?
A. 宮島口発9:10〜16:10の時間帯に運航され、進行方向右側からの眺めが撮影に好適です。潮位や安全配慮によりルートが変更されることがあるため、当日の案内を確認しましょう。ちなみに干潮時刻は宮島観光協会のサイトが正確ですよ(漁師さん情報)。
Q. ベビーカーや車椅子でも安心して乗れますか?
A. 乗り場・船内ともにバリアフリー対応で、JR西日本宮島フェリーの1階には車椅子スペースや多目的トイレがあります。乗降時はスタッフが丁寧にサポートしてくれます。
Q. フェリーの支払い方法は?ICカードは使えますか?
A. 宮島松大汽船ではICOCA・Suica・PASMOなど全国相互利用の交通系ICカードが利用できます。現金派の方も券売機や窓口で購入可能です。
Q. お得なチケットはありますか?ロープウエーと組み合わせたいです。
A. 宮島松大汽船の「エンジョイチケット」はフェリー往復(宮島訪問税含む)+ロープウエー往復のセットで、大人は約400円、小人は約200円お得に。グルメ重視ならスイーツ引換が付く「宮島お得じゃ券」もおすすめです。
Q. ペットは乗船できますか?
A. 船会社のルールに従い、ケージやリード使用、客室外デッキのみ可などの条件があります。出発前に最新の案内をご確認ください。
Q. 弥山観光はどの順番で回るのが良い?
A. フェリーで到着後はロープウエーで獅子岩駅へ上がり、弥山本堂・霊火堂(消えずの火)・三鬼堂を巡る王道コースが人気。展望台からは瀬戸内の多島美を一望できます。
Q. 団体旅行や貸切でのクルーズは可能ですか?
A. JR西日本宮島フェリーでは、宮島一周や呉・江田島方面へ向かう貸切クルーズの相談も可能です。イベントやグループ旅行の特別な演出に向いています。厳島神社の満潮時刻は公式Twitterでリアルタイム配信されているので、参考にしてくださいね。



