「弥山観光」を一日で満喫するための決定版。世界遺産・嚴島神社の背景にそびえる霊峰・弥山は標高535mの山で、原始林やお堂、巨石群、そして山頂展望台からの360°パノラマまで見どころが凝縮されています。本記事では、弥山 展望台・三鬼堂・霊火堂などの施設コア情報、宮島ロープウエーや登山ルートの実務情報、混雑のピークや回避策、注意点までを分かりやすく網羅。実際の家族旅行体験を活かしつつ、旅行前に知っておきたい最新のコツを紹介します。
世界遺産 弥山の魅力(概要・背景)
弥山は、宮島の最高峰で標高535m。嚴島神社の社殿、前面の海域、背後の弥山原生林を含むエリアとして世界遺産の価値を支えています。原始の姿を色濃く残す森と信仰の歴史が重なり、自然と文化が共鳴する景観が特徴です。
去年の11月中旬に家族で登ったとき、次女が「お山にお寺がいっぱい!」って驚いていました。山名は、空海が唐から帰朝した折にこの山容を「須弥山」に見立てたことに由来します。修験の山として今も篤い信仰を集めています。
はじめての方は、ロープウエー+山頂往復の基本動線を押さえつつ、体力に合わせてお堂や巨石の寄り道を楽しむのがおすすめ。ちなみに地元民の間では、ロープウェイの往復券は帰りも使えるって知ってますか?(当日限り)
世界遺産 弥山の魅力

うっそうたる原始林に包まれた弥山は、多くの伝説や歴史が受け継がれている神秘的な山です。針葉樹、また原始的植物が自然のまま残っている独自の植生で、温暖地帯の植物、針葉樹など北部温帯植物、原始植物など様々な種類の植生が共存しています。
世界遺産に指定されている面積は、嚴島神社の建物、正面の海、背景の弥山原生林を含む431.2ヘクタール。ロープウエーに乗って弥山エリアの散策ができるので、動きやすい服装で弥山の自然とお堂めぐりを楽しめます。
うちの家族は毎回「弥山の空気が違う!」って言ってます。特に子どもたちは原始林の雰囲気に大興奮。地元の人に教えてもらったんですが、実は弥山の階段は504段もあるんです!地元民は「ごれしさん」と呼んでるそう。
厳島神社だけじゃない!弥山原始林も含む世界遺産の全貌をご紹介。
宮島の最高峰 霊山

弥山は、弘法大師・空海によって開かれた霊山。ここでは、100日間にわたる厳しい修行「求聞持法」が行われました。本堂や、1200年以上も燃え続けている「消えずの火」、さらに自然が生み出した奇岩や巨石など、見どころが点在。歴史と自然が手を取り合う、唯一無二の風景が広がっています。
長女は写真撮影に夢中で、100枚以上撮ってました!特に奇岩の前でのポーズは大ウケ。一度、お堂の説明を真剣に聞いていた次女が「昔の人すごい!」って言ったときは、歴史に興味を持ってくれて嬉しかったです。
実は厳島神社より歴史が古い!パワースポット大聖院もぜひ訪れてください。
山頂からの眺めは日本一

弥山の絶景に心を奪われたひとりが、初代内閣総理大臣・伊藤博文です。彼は弥山の素晴らしさを広めるため、自ら寄付をし、登山道の整備にも尽力しました。今も大聖院の境内には、彼の思いを刻んだ石碑が残されています。
山頂から望む景色は、まさに息をのむ美しさ!主人は写真係、私は子ども係で分担してましたが、みんな無言で景色に見とれてました。3月下旬の春休みは激混みなので要注意ですが、その価値は絶対にあります。
弥山展望台

展望台は1階がトイレ、観光案内所、2階がお弁当を食べたりできる休憩所です。ちょっぴりハードな弥山散策の貴重な休憩所。2階から階段を上がると屋上が展望台で、弥山の標高535mから見える景色は360°遮るものは無く瀬戸内海の美しい島々、大鳥居、弥山の大自然が見渡せます。
子連れには2階の休憩所が本当にありがたい!ベビーカーで来た場合は、ここでしっかり休憩を。地元民みんな知ってるけど、実は宮島水族館のベビーカーは無料レンタルありますよ。

特に印象に残ったのは弥山展望台の2階スペースの板張りの休憩所です。広島県産材のヒノキが使われているそうで、座り心地も良く、慌ただしい日常から離れ小鳥の囀りに耳を澄ましながら、弥山の絶景に囲まれ心安らぐ癒しのひとときを過ごしました。
次女が「ここでお昼寝したい!」って言うほど居心地の良い空間。平日の14時〜16時が一番空いてる時間帯なので、混雑を避けたい方にはおすすめです。
三鬼堂

名前の通り、鬼の神様を祀っている「三鬼堂」は商売繁盛、家内安全の神様です。伊藤博文公の信仰も篤く、なんと本堂・三鬼堂の掲額も伊藤博文公の直筆。家内安全・商売繁盛にご利益があり、日本唯一の鬼の神様です。
うちの子どもたちは「鬼の神様って優しいの?」って不思議がってました。でも、お参りすると何だか家族みんなが健康で過ごせるような気がして、毎回お参りしています。

全体的に重厚感のある造りで、ご利益がありそうです。宮島の人に教えてもらったんですが、商売をしている地元民は年に一度は必ずお参りに来るそうですよ。
霊火堂

弥山本堂敷地内の小さなお堂ですが、恋人の聖地にも指定されています。内部に大茶釜があり1200年消えずの火にかけられここで沸かしたお湯は万病に効く霊水と言われています。中には紙コップが置いてあり自由に飲めます。
地元の人はみんな知ってるけど、実は弥山山頂の消えずの火で沸かしたお湯は無料で飲めるんです!次女が「魔法のお水?」って目をキラキラさせて飲んでました。

火がぱちぱちと燃える音も心地よく、雰囲気のある窯をしばらく見つめてしまいました。長女は「ずっと燃えてるってすごい!」って感動してました。

私は「万病に効く」「霊水」といったワードやそういう言い伝えが大好きなので「霊水」を試飲してみました。まろやかな味で、1200年消えずの火で沸かされたという予備知識も手伝ってご利益がありそうでした。家族の健康を願って、みんなで一口ずつ飲みました。
弥山本堂

唐から帰国した弘法大師が宮島に立ち寄った際、山の姿が須弥山(しゅみせん・古代インドにおける神秘的な山)に似ていることから弥山と名付けました。平清盛、足利義尚、福島正則など、名だたる雄将の信仰が厚かった本堂です。
歴史の勉強にもなるので、子どもたちには「昔の偉い人たちもここでお参りしてたのよ」って説明すると興味を持ってくれます。主人も歴史好きなので、毎回新しい発見があって楽しんでます。
大日堂

創建の詳しい年代はわかっていませんが、平安時代の初期に弘法大師が修法の道場として造営したのが始まり。大日堂は数ある弥山の建物の中で最古です。金剛界・胎蔵界の大日如来をお祀りしています。
中央には不動明王がお祀りされていましたが、平成5年に重要文化財に指定されてから本坊・霊宝館に安置されているそうです。建物から歴史を感じます。道中の自然が美しく、一度、次女が「森の妖精がいそう!」って言ったのが印象的でした。
中でも目を引いた「干満岩」は、岩の穴に溜まった水が、海が満潮のときには溢れ出し、干潮のときには乾くと言われています。「干満岩」の中に溜まった水は塩辛く、弥山七不思議の一つ。子どもたちは「本当に海とつながってるの?」って不思議がってました。
獅子岩駅展望台

宮島ロープウエー獅子岩駅のそばにある「獅子岩展望台」は、瀬戸内海の多島美が望める絶景ポイント。この日は天候も良かったのですが、少しモヤが出て霞んでいたのが残念でした。
でも、雨の日の弥山は貸切状態になることもあるので、それはそれで贅沢な体験です!子どもたちは「お船がおもちゃみたい!」って興奮してました。
弥山ゾーンを訪れてみて
ロープウエーを下車して獅子岩駅から弥山頂上までの登山だけでもなかなか歯応えがありました。午後からはロープウエーも混み始めるので、朝早い時間か遅くとも午前中に行くのがおすすめです。
弥山に分布した不思議なスポットやお堂も知的好奇心が満たされ、弥山の頂上からの眺めは素晴らしく道中のハードな山道を乗り越えてきた苦労も手伝ってより感慨深いものになります。大自然の壮大さを感じられます。
宮島観光に弥山は外せないスポット!ベビーカーだと階段で苦労するので抱っこ紐推奨です。是非天気の良い日に歩きやすい靴と動きやすい服装で体調を万全にして、訪れてみてください。
弥山山頂の展望台(基本情報と楽しみ方)
山頂の新展望台は、木の温もりを生かした設計で、屋上は大パノラマ、2階は靴を脱いで寝転べるゆったり休憩スペース、1階にはトイレや案内機能がまとまっています。山頂は風が通りやすく体温が奪われやすいので、春秋でも薄手の防寒があると安心。
屋上では瀬戸内の多島美や大鳥居、天気の良い日には四国山地の稜線まで望め、日差しの強い時期は2階でクールダウンしてから再び外に出ると快適です。記念バッジなどの小物が手に入ることもあるため、思い出づくりにも◎。
うちの子どもたちは2階でお弁当を食べるのが楽しみ!閉館時間以降は施錠されるため、夕方は時間に余裕を持って行動しましょう。
弥山へのアクセス・所要時間(ロープウエー/登山)
もっとも一般的な動線は、宮島ロープウエーで獅子岩駅へ上がり、そこから山頂まで徒歩25〜30分(目安)で往復するコースです。ロープウエーの運行時間・料金・予約の要否は時期で変わることがあるため、出発前に公式の最新案内を確認して計画すると安心。
歩行区間は整備されていますが勾配と段差が続くため、ベビーカーや小さなお子さま連れは休憩を多めに。登山の場合は「大聖院コース」「紅葉谷コース」「大元コース」の3ルートが代表的で、いずれも軽装は避け、動きやすい服装と滑りにくい靴で挑みましょう。
ロープウエー区間+山頂往復でざっくり2時間程度を見込むと、写真やお堂巡りの時間を取りやすくなります。一度、干潮時刻を間違えて大鳥居が見れず…なんて失敗もあったので、事前の計画は大切です!
弥山の見どころガイド(お堂・巨石・神秘体験)
弥山観光の核は、信仰に根差したお堂群と、古来より畏敬を集めた巨石の景観です。日本唯一といわれる鬼神「三鬼大権現」を祀る三鬼堂は、家内安全・商売繁盛のご利益で知られ、扁額は伊藤博文の筆によるもの。
山頂周辺には「消えずの火」を伝える霊火堂、安産祈願の観音堂、学業成就の文殊堂などが点在します。道中の「くぐり岩」「不動岩」ほかの奇岩は、自然の造形ながらどこか意志を感じさせる佇まいで、古代からこの山が「神の山」と呼ばれてきた理由を想像させてくれます。
伝承や都市伝説めいた話に触れつつ、静けさの中で風や鳥の声に耳を澄ませば、旅の記憶に残る”弥山時間”が流れます。子どもたちも「パワースポットってこういう感じ?」って言ってました。
混雑・ベストシーズンと回避策
弥山は春(3〜5月)と秋(10〜11月)に人出が増え、とくに紅葉時期はピーク。11月の3連休は紅葉狩りで激混みです!日中の11〜14時はロープウエーや山頂周辺が最も混みやすいため、早朝に登るか始発便で上がって先に山頂を押さえるのが賢い回り方。
連休・晴天・紅葉の三条件が重なる日は下山も混むので、往路をロープウエー、復路は静かな登山コースで下るなど、人の流れをずらす工夫が有効です。平日を選ぶ、写真は朝と夕方に集中させる、混み合うエリアは短時間で切り上げると、弥山観光の満足度がぐっと上がります。
8月14日の花火大会の日は島民も避けるレベルなので、その時期は要注意!でも、それ以外の夏休み期間なら案外空いてることもありますよ。
弥山観光の注意点・マナー
原始林の保全区域では植物の採取や損傷はできません。ゴミは必ず持ち帰り、野生動物への餌やりはNG。夏場は暑さと湿度で体力を消耗しやすく、虫刺されや日没リスクにも注意が必要です。水分・塩分・帽子を携行し、無理はしないこと。
山頂展望台は天候や管理上の事情で入場時間が変わる場合があります。ロープウエーの運行・点検・振替輸送、無料送迎バスの運行状況は日によって異なるため、当日の現地案内や公式情報で最新を確認して行動しましょう。
子ども用の鹿よけは100均の風車が効果的!地元民の知恵です。あと、鹿せんべいは2019年から販売中止になってます(鹿の健康のため)。
宮島といえばやっぱり厳島神社!満潮と干潮で全然違う表情を見せてくれます。
弥山観光Q&A
Q. 弥山観光の所要時間はどれくらい?
A. ロープウエー利用+山頂往復で、写真や休憩込みおおむね2時間前後が目安です。お堂巡りもしっかりするなら3時間は見ておくと安心。
Q. 弥山 展望台はいつ入れる?
A. 日中に開放されますが、季節や管理上の事情で変わる場合があるため当日の案内を確認してください。夕方は特に注意が必要です。
Q. 三鬼堂のご利益は?
A. 家内安全・商売繁盛で知られ、日本でも珍しい鬼神信仰の堂宇として参拝者が絶えません。地元の商売人は年一回は必ずお参りしてます。
Q. 霊火堂の「消えずの火」は見学できる?
A. 堂内の雰囲気を感じながら見学でき、湯を口に含む体験をする方も多いです。子どもたちも興味深々で見てました。
Q. 弥山の登山ルートはどれを選ぶべき?
A. 体力や時間に合わせて大聖院・紅葉谷・大元の各コースから選び、滑りにくい靴で安全第一に。初心者は大聖院コースが歩きやすいです。
Q. ベビーカーや車椅子での観光は可能?
A. ロープウエー区間は対応が分かれる場合があり、山頂までの徒歩区間は段差が続くため事前確認と無理のない計画が必要です。抱っこ紐がおすすめ。
Q. 混雑を避けるコツは?
A. 早朝行動・平日訪問・ピークシーズン回避が基本。写真は朝夕に狙うと人を写し込みにくくなります。平日の14時〜16時が一番空いてます。
Q. 弥山観光で気をつけたいことは?
A. 原始林の保全ルールを守り、暑さ・虫・日没への備えを。最新の運行情報は出発前にチェックしましょう。入島税100円も2023年10月から開始してます。
まとめ
弥山観光の魅力は、世界遺産の原始林、信仰に彩られたお堂、巨石が織りなす景観、そして山頂からの大展望が一体となる点にあります。ロープウエーと徒歩を組み合わせれば、初めてでも効率よく周遊可能。
混雑のピークを外し、安全とマナーを意識して歩けば、「また来たい」と思える穏やかな時間に出会えるはず。うちの家族は年に3〜4回は弥山に登ってますが、毎回新しい発見があります。次の宮島旅では、ぜひ弥山の頂で深呼吸を。きっと特別な時間になりますよ!
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