宮島桟橋から嚴島神社へ続く表参道商店街は、名物の牡蠣やもみじ饅頭、伝統工芸の店が肩を並べ、朝は10時頃から夕方17時頃までの営業時間が目安。フェリー到着後すぐに立ち寄れる動線で、休憩やゴミ箱のあるスポットも点在し、初めてでも回りやすいのが魅力です。歩きながらの飲食は控え、店先や休憩所で味わうのがスマート。島内には鹿も多く、食べ物を狙われることがあるので、見守りつつも餌やりはしないのがルール。次女が鹿を見て「お馬さん!」って間違えたのは家族の笑い話になってます。JR広島駅から宮島口まではJRで約30分、路面電車で約70分、フェリー約10分の快適アクセス。短時間でも濃密なグルメ旅が叶います。
宮島口からのアクセス情報は、こちらの記事で詳しくまとめました。子連れでも安心のJRフェリーがおすすめです。
宮島名物を堪能できるメインストリート

宮島表参道商店街は、朝の開店ラッシュから夕方のクローズまで、約350mの通りに名物店がぎっしり。食べ歩きは「店頭や所定の休憩スペースで楽しむ」のが基本で、歩行中の飲食は避けるのがマナー。商店街の中ほどには無料の休憩所(TOTO宮島おもてなしトイレ併設)があり、飲食可能なベンチとゴミ箱が整っています。おむつ替えシートは各公衆トイレにほぼ完備されているので、子連れでも安心です。鹿が近づくこともあるので、手に持った食べ物はバッグにしまうなど工夫を。効率よく回るなら、到着直後は人気店の行列が伸びにくい甘味から、昼前後に焼き牡蠣やお好み焼き、午後はコーヒーやクラフトビールへとリズム良く巡るのがおすすめです。
朝、のれんが一斉に上がる瞬間に立ち会うと、商店街の鼓動が一気に高まるのを感じます。ベンチで一息つきながら鹿の群れを眺める時間もまた贅沢。長女が「鹿さんたち、お散歩してる!」って観察日記を書き始めたこともありました。通り全体が「食を通じて宮島を知る」ミュージアムのようで、どの店にも小さな物語が息づいています。混む時間帯でも、笑顔で譲り合う空気が心地よく、何度でも歩きたくなる通りです。ちなみに平日の14時〜16時が一番空いてる時間帯なので、混雑を避けたい方にはおすすめです。
宮島表参道商店街は、宮島桟橋から嚴島神社へと続く約350mの道。土鈴やしゃもじ、宮島張子といった宮島の様々な民芸品や土産物店、もみじ饅頭店、お好み焼きや牡蠣を思う存分味わえるグルメ店が立ち並び、いつもランチをしたり楽しそうにお土産物を選ぶ観光客で賑わい活気溢れる商店街です。宮島のメインストリートです。各々のレトロな店構えも味わい深い雰囲気を出しています。
表参道商店街の先には、世界遺産の厳島神社が!食べ歩きを楽しんだ後は、ぜひ参拝してくださいね。
表参道商店街の歴史
江戸後期の埋め立てを起点に、昭和初期の道路整備で観光動線が形づくられた背景を持つ商店街。1980年代前半に現在の名称となり、いまも新旧の名物が共存しています。老舗の手仕事と若い発想が混じり合い、「揚げもみじ」や「ワンハンドお好み焼き」など、食べ歩きに寄り添う進化も見どころ。歴史の地層を歩きながら、味の現在地を確かめる散策が楽しめます。
古写真の中から抜け出たようなレトロな店構えの隣に、新しいアイデのスイーツが並ぶギャップがたまりません。時代が移っても、通りの中心にあるのは人の手と工夫だと実感しました。うちの主人は「昔の写真と同じお店があるよ!」って家族写真を撮るのが好きなんです。
撮影日は冬でしたが、写真からもわかるように強力な日除け付きなので、真夏の紫外線対策も万全です。
店舗紹介:おつまみ編
商店街のしょっぱい系は「手軽さ」と「出来たて感」のバランスが命。片手で楽しめる新機軸も多く、揚げたて・焼きたての温度感が記憶に残ります。人気店は売り切れや行列もあるため、午前中〜昼過ぎに狙うと好機。山椒やレモンなど味変の小ワザが用意されている店も多く、ビールやソーダと合わせて自分好みのペアリングを見つける楽しみがあります。
立ちのぼる湯気とソースの香りに引き寄せられて、つい「もう一本」と並び直してしまう…そんな魔力があります。さくっと頬張れるのに、満足感はしっかり。長女が「ママのお顔、幸せそう!」って言うほど美味しいものに出会える通りです。
焼がきのはやしの焼がき・生がき
職人の火入れで旨味を閉じ込めた焼き牡蠣は、蒸し焼きの柔らかさと濃厚な香りが特徴。レモンでキュッと締めると、後味に海の甘みが際立ちます。提供が立て込む時間帯は焼き上がりまで少し待つこともありますが、熱々の一口は並ぶ価値あり。牡蠣のサイズや産地は時期で変わるため、黒板のメニューや店頭の案内をチェックして選ぶのがおすすめです。
ぺったらぽったら本舗のぺったらぽったら
炭火で香ばしく焼いた餅に、甘辛だれと牡蠣を重ねる宮島らしい一串。表面はパリッと、中はもっちり。食べ進めるほどにタレのコクが広がり、海の旨味が追いかけてきます。持ち歩きやすい形ですが、落ちやすいタレは紙ナプキンでフォローしつつ、ベンチでゆっくり味わうのが吉。
牡蠣フライ串と麦酒のあなごめし串&牡蠣フライ串
刻んだ焼き穴子をご飯に混ぜ込んだ棒状の「あなごめし串」は、薄衣を二度揚げすることで外はカリッ、中はほろり。山椒を一振りすれば香りが立ち、味に奥行きが出ます。揚げたての牡蠣フライはソースでもタルタルでも主役級。クラフトビールと合わせれば、歩くほどに旨いペアが完成します。
あなごめしが気に入ったら、ちゃんとしたお店でも食べてみてください。宮島名物の本格あなごめしが味わえるお店をまとめました。
宮島咖喱麵麭研究所の牡蠣入りカレーパン
粗めと細かめをブレンドしたパン粉でザクッと香ばしく、中心には蒸し牡蠣が2粒。ビーフと魚介の旨味が重なるカレーは冷めてもコクがあり、売り切れ次第終了する人気ぶり。多い日は1日2,500個以上が動くこともあるので、狙うなら早い時間がおすすめです。
宮島横丁の牡蠣おこ
U字型に揚げたパリパリの生地に、焼きそば・焼き牡蠣・刻みねぎ・紅生姜・うずらの目玉焼きを重ねた「歩き牡蠣おこ」。片手で持てるワンハンドスタイルが痛快で、散策の合間にぴったりです。時間帯や提供状況によっては焼きそばの温度が落ちることもあるため、出来たての合図が出たタイミングで受け取るとよりおいしく楽しめます。
店舗紹介:スイーツ編
宮島スイーツは伝統の生地や餡をベースにしながら、揚げ、クロワッサン、ジェラートなど多方向に進化。店ごとのこだわりを知ると味の印象が鮮明になります。限定品は午前中にフレーバーが揃い、午後は売り切れが出ることも。甘味からスタートして塩味へ、あるいは塩味の後にコーヒーで締めるなど、散策の起伏に合わせると満足度が上がります。
「定番だけど初めての味」に出会えるのが宮島の面白さ。衣のサクサク感、バターの香り、冷菓のなめらかさ…五感が忙しくて、気づけば写真の枚数も増えていました。次女は「これもあれも全部食べたい!」って目をキラキラさせてます。
紅葉堂の揚げもみじ
衣のサクサク感が小気味よく、5種類の餡やクリームで表情が変わる人気スイーツ。もともとは規格外のもみじ饅頭をおいしく活かす工夫から生まれた一品で、いまや宮島の新しい定番に。熱々は火傷注意、受け取り直後は一呼吸おいてから頬張るのがコツです。地元の人に聞いたんですが、紅葉堂の揚げもみじは朝イチが一番サクサクなんですって!
揚げもみじの美味しいお店を比較した記事もあります。子どもにも大人気の進化系もみじ饅頭を食べ比べしてみませんか?
やまだ屋のコロコロもみじ
一口サイズで食べやすく、ディップで味変できるのが楽しい本店限定品。手焼き体験(有料)もあり、旅の思い出に自分の焼き印を刻めます。家族連れやグループでワイワイ楽しめるのも魅力です。長女が「自分で作ったもみじ饅頭、世界一美味しい!」って自慢していました。
鳥居屋のもみじクロワッサン
幾重にも折り重なるクロワッサン生地が軽快に弾け、バターの香りが餡やチョコの甘さを引き立てます。特にチョコは塩味とのバランスが秀逸。全種類が揃うのはオープン直後(9時頃)が目安で、焼き分が終わると完売となるため、早めの訪問が安心です。
地元民のお土産定番といえば、岩村もみじ屋の「チーズもみじ」。表参道商店街では見つからないかもしれませんが、宮島のもみじ饅頭の奥深さを感じられる一品です。
勝谷菓子パン舗のコッペパン
約30種が並ぶコッペパンは、広島名物「がんす」を挟んだ「うまいでがんす」など、地元食材とのコラボが光ります。キャベツ、マヨネーズ、柚子胡椒のアクセントで、ピリ辛が後を引く味わい。甘党も塩党も満足できるラインナップで、軽食にもおやつにも活躍します。
gelateria BACCANOのジェラート

素材感を生かす無添加・無香料。瀬戸田レモンの爽やかな酸味は、夏の熱気をふっと和らげます。口どけが繊細なので、受け取ったらまずはひと口。歩き疲れた身体に、すっと涼風が通り抜けるようです。
宮島うまいもの館のソフトクリーム
鳥居・鹿・杓子などのアイシングクッキーを冠したソフトは、見た目の可愛さも抜群。写真に残しても、食べても満足の一品です。トッピングは在庫状況で変わることがあるため、出会いを楽しむつもりで選ぶのが◎。
伊都岐珈琲のスペシャルティコーヒーソフトクリーム

バニラにエスプレッソをブレンドしたオリジナルは、コーヒーパウダーが香りを引き立てます。甘さの余韻にほんのり苦味が重なり、散策の締めにもぴったり。
店舗紹介:ご当地ドリンク編
島内醸造のクラフトビールから、無農薬レモンを丸ごと使うソーダまで、喉を潤す選択肢が充実。暑い季節はテイクアウトの保冷や日陰のルート取りを意識すると快適です。空いたカップの再利用サービスなど、環境に配慮した取り組みも広がっています。
氷の音、炭酸のはじける音、グラスに立つ泡。通りの賑わいに飲み物のリズムが重なって、歩くだけで気分が上がります。おかわり制度など、旅人にやさしい仕組みも宮島らしい温かさだと感じました。
みやじま食堂のタピオカドリンク
むっちり食感の大粒タピオカに、ミルクティーやアーモンド系など幅広いフレーバー。鹿のデザインカップは思わず写真に撮りたくなる可愛さです。
ネコモシャクシモのレモンスカッシュ
瀬戸内レモンの果汁感と、皮のほろ苦さがアクセント。暑い季節のクールダウンに最適で、甘さ控えめのキレが心地よい一杯です。
GEBURA(ゲブラ)の広島レモンソーダ

無農薬レモンを皮や種までシロップ漬けにして丸ごと活用。爽快な後味で、当日中は空いたカップ持参で200円のおかわりサービスも実施。散策のお供にぴったりです。
MIYAJIMA BREWERYのクラフトビール
弥山の原始林の伏流水を仕込み水に用いる島内唯一の醸造所。定番のヴァイツェン、ペールエール、IPAに加え、牡蠣のニュアンスを取り入れた黒ビールも。ビアスタンドでは出来たてをカップで、ボトルはお土産に。飲み歩きは控え、所定のスペースでゆっくり味わいましょう。
弥山の絶景も楽しみたい方は、ロープウェイで楽々アクセス!1200年燃え続ける霊火は子どもたちにも大人気です。
宮島での食べ歩きの楽しみ方
回遊のコツは「時間配分」と「順路」。午前は甘味やパン、昼どきは牡蠣やお好み焼き、午後はコーヒーやクラフトビールへ。モデルコースとしては、定番を網羅するルートと、リピーター向けの注目店中心ルートの2本立てが便利。混雑時はイートインや休憩所を活用し、歩き食べは避けるのがポイントです。JR広島駅→宮島口(JR約30分/路面電車約70分)→フェリー約10分→商店街というアクセスの良さも心強い味方。
短い距離に名店が凝縮しているから、気分とお腹の具合に合わせて臨機応変に組み替えられるのが楽しい。ベンチで海風を感じながら次の一口を考える時間もまた、宮島の味の一部でした。疲れた時は、紅葉谷公園の無料休憩所は知る人ぞ知る穴場でエアコン完備なのでおすすめです。
マナーを守って飲食しよう
店先や店内のスペース、休憩所でいただくのが基本。ゴミは所定のゴミ箱へ。鹿に餌を与えない・食べ物を見せびらかさないのも重要です。ベビーカーや小さな子ども連れは、混雑時間(12〜14時)を避けると移動がスムーズ。多くの店は10〜17時頃の営業が目安なので、夕方は早めのラストオーダーに注意しましょう。
雨の日でも安心の宮島水族館も近くにあります。宮島水族館のベビーカーは無料レンタルがあるので、食べ歩きで疲れた時にも便利ですよ。
宮島のおみやげ処 「ふなつき」に行ってきました♪
宮島で100年以上営業されているという歴史ある土産物店です。宮島の伝統工芸品であるしゃもじ、国指定の日本伝統工芸品の木工細工、宮島張子などのMADE IN MIYAJIMAのアイテムをたくさん揃えています。
老舗ならではの確かな目利きで、贈り物にも自分用にも選びやすい品揃え。散策の途中で立ち寄れば、旅の余韻を連れて帰れる一点に出会えます。茶道体験の予約ができる姉妹店もあり、器や所作を通じて宮島文化の奥行きを感じられるのも魅力です。
店内を歩くたび、木の香りと手触りが心を落ち着かせてくれます。伝統の工芸に触れたあとは、不思議と歩く姿勢まで背筋が伸びる気がしました。長女が「このお店、タイムマシンみたい!」って言うほど歴史を感じる空間です。
店内には所狭しと宮島の伝統工芸品や民芸品が並びます。ここまで純和風なテイストのお店も少なくなっているので貴重です。ノスタルジックな雰囲気の店内は、眺めているだけでも楽しめるのではないでしょうか。
「ふなつき」の姉妹店「舟津や」のHPから、本格的な茶器を使用した茶道体験(料金1,600円から〜所要時間は1時間ほど)の予約もできるので、ご興味のある方は是非体験してみてください。
ふなつきで購入した品♪

数あるお土産物の中から私が購入して帰ったのは、お手頃価格で可愛らしい龍の土鈴(650円)です。包装紙もThe土産物感があり、完璧です。
旅の安全を祈って厳島神社本殿床下の砂を【お砂守り】とし、江戸時代後期にその砂を使った祭器が作られるようになり宮島焼きが誕生したと言われています。土鈴の音色には悪魔を退けるという話もあるのだとか。実際に土鈴を鳴らしてみると、とても素朴な音色でした。コロンとしたフォルムと龍の絵柄が不思議な組み合わせで気に入りました。幸運が舞い込むように玄関に飾っています。
こういったアイテムを購入して帰ると、見る度に旅の思い出が蘇って良いですね。次女も「龍さんのお家だよ!」って毎日話しかけてます。
食べ歩きの後は、実は厳島神社より歴史が古い大聖院も必見。パワースポットとして地元民にも人気です。
豊臣秀吉ゆかりの千畳閣も徒歩圏内。子どもも走り回れる穴場スポットで、表参道商店街からも近いです。
Q&A
Q1. 宮島表参道商店街の営業時間の目安は?
A. 多くの店は10時頃に開店し、17時頃に閉店するのが目安です。人気店は売り切れ次第終了やラストオーダーが早まることがあります。
Q2. 歩きながらの飲食はしてもいい?
A. 混雑や衛生面の観点から控えましょう。店頭・店内のスペースや休憩所で楽しむのがおすすめです。
Q3. 鹿への対応で注意すべきことは?
A. 餌やりは禁止です。食べ物を手に持ったまま近づけると奪われることがあるため、袋に入れるなど管理を。
Q4. アクセスはどのルートが便利?
A. JR広島駅から宮島口までJRで約30分、路面電車で約70分。宮島口からフェリーで約10分です。入島税100円は2023年10月から開始になったので、合わせて準備しておいてくださいね。
Q5. 休憩スポットやゴミ箱はある?
A. 表参道商店街の中ほどに休憩ベンチとゴミ箱を備えたスポットがあり、飲食も可能です。
Q6. 人気グルメのおすすめ時間帯は?
A. 揚げ物や焼き物は昼前後が狙い目。スイーツやパンは午前中に品揃えが充実しやすい傾向です。
Q7. 子連れでも楽しめる?
A. ベビーカーでも歩きやすい通りです。混雑時間帯を避け、休憩所を活用すると快適に過ごせます。
Q8. モデルコースはある?
A. 定番名物を網羅するコースと、リピーター向けの注目店コースの2本立てで計画すると効率的です。
まとめ
宮島表参道商店街は、歴史と新しさが交差する”食の回廊”。マナーを守って所定の場所で味わえば、店ごとの工夫や物語がより鮮やかに立ち上がります。アクセス良好で、短時間でも濃い体験が可能。人気店は早め、甘味は午前、出来たては昼前後、締めにコーヒーやビール…そんな呼吸で歩けば、グルメの景色が立体的に広がります。
何度歩いても新発見がありました。鹿のいる風景、潮の香り、店先の湯気。小さな一口の積み重ねが、宮島という場所そのものを味わう行為に変わっていく——そんな体験を、この通りが優しく受け止めてくれます。家族みんなで「また来たいね!」って言いながら帰るのが我が家の定番。子どもたちにとっても、きっと忘れられない思い出の場所になるはずです。















