厳島神社(嚴島神社)の初詣は、1月1日の午前0時に開門して始まります。神社の公式の参拝時間は、1月1日が0時〜18時30分、1月2日・3日が6時30分〜18時30分、1月4日からは6時30分〜17時30分です。大晦日の12月31日は、ふだんどおり17時に閉門し、18時から御笠浜で火難除けの神事「鎮火祭」が行われます。
2025〜2026年の年末年始は、宮島へ渡るフェリーが大晦日から元日にかけて夜通し運航し(JR西日本宮島フェリー・宮島松大汽船とも)、JRと広島電鉄も初詣の臨時列車を出しました。三が日は宮島が1年でいちばん混む時期で、2025年1月3日には神社に入るまで約2時間待ちの列ができたと報じられました。このページでは、参拝時間・混む時間・鎮火祭・三が日の神事・船と電車・車と駐車場を、公式の案内からまとめます。神社の参拝時間は神社の公式の常設の表、鎮火祭は2026年12月31日・三が日の神事は2027年1月の予定、船と電車の時刻は2025〜2026年の年末年始の実績で、どれも2026年10月17日に確かめました。2026〜2027年の船と電車の時刻は、例年12月ごろに各社の公式に出ます。
厳島神社の初詣 一目で
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 12月31日 | 神社は6時30分〜17時。18時〜18時30分ごろ鎮火祭(御笠浜) |
| 1月1日 | 0時〜18時30分(0時に開門) |
| 1月2日・3日 | 6時30分〜18時30分 |
| 1月4日〜2月末 | 6時30分〜17時30分 |
| 拝観料 | 大人300円・高校生200円・中小学生100円 |
| 船(2025〜26年) | 大晦日から元日にかけ、JR西日本宮島フェリー・宮島松大汽船とも夜通し運航した(松大は12月31日の22時45分から15分おき) |
| 電車(2025〜26年) | JR山陽本線は元日の深夜1〜4時台に広島〜宮島口の臨時列車を運転。広電宮島線は夜通しの運行は無く、1月1日〜3日の日中はおおむね5分おき |
| 混む時 | 元日0時の開門時と、三が日の朝から日中。2025年1月3日は約2時間待ちと報じられた |
参拝時間と拝観料は嚴島神社の公式の「拝観施設及び料金」と「年末年始の参拝時間について」によります(年の書いていない常設の表)。
三が日の参拝時間:元日は0時に開門する
嚴島神社はふだん6時30分に開門しますが、元日だけは午前0時に開きます。年が明けた瞬間から参拝できるので、大晦日の夜から宮島に渡り、開門を待って参る人が多くいます。閉門は1月1日〜3日が18時30分で、ふだんの冬(12月は17時、1月4日〜2月末は17時30分)より長く開いています。
| 日 | 開門 | 閉門 |
|---|---|---|
| 12月31日 | 6時30分 | 17時 |
| 1月1日 | 0時 | 18時30分 |
| 1月2日 | 6時30分 | 18時30分 |
| 1月3日 | 6時30分 | 18時30分 |
| 1月4日〜2月末 | 6時30分 | 17時30分 |
12月31日は17時にいったん閉門するので、「大晦日の夜に社殿の中で年越し」はできません。年越しを宮島で過ごす人は、18時からの鎮火祭を見て、0時の開門を待つ流れになります。
拝観料は三が日もふだんと同じで、大人300円・高校生200円・中小学生100円(嚴島神社の公式)。宝物館と合わせた共通券は大人500円です。これとは別に、宮島へ渡るときに宮島訪問税(1人100円・未就学児は免除)がかかり、船の運賃と一緒に払います。
大聖院と大願寺も元日0時ごろから
初詣では、厳島神社のあとに大聖院や大願寺へ参る人も多くいます。宮島の老舗の博多屋が2026年の時間として案内しているところでは、大聖院は1月1日が0時ごろ〜18時30分ごろ、2日・3日が7時ごろ〜18時ごろ、大願寺は1月1日が0時〜18時、2日・3日が7時〜18時です。お寺の時間は年によって変わることがあるので、行く前にそれぞれに確かめてください。
混む時間:元日0時の開門時と、三が日の朝から日中
正月は宮島が1年でいちばん混む時期です。RCC中国放送は、2025年1月3日の朝から初詣の人で長い列ができ、厳島神社に入るまで約2時間待ちだったと伝えています。博多屋の案内では、開門と同時に多くの人が参拝し、初詣の時期は神社の入場が制限され、人の列が神社の入口から海岸通りまで続くことがあるとされています。とくに元日は、電車・駐車場・フェリー・トイレ・神社の入場のどれもが長い列になるのが通例だそうです。
何時なら空いている、という公式の案内はありません。報道や事業者の案内に出てくる混雑は、元日の開門時と三が日(1月3日は朝から列)のものです。並ぶ時間をできるだけ短くしたい人は、三が日を外して1月4日以降に参るのが確実です。三が日に行くなら、1月2日・3日の JR フェリーの始発は宮島口発6時25分で、宮島に着いて神社まで歩くと6時50分ごろになります。閉門は18時30分なので、夕方に参ることもできます。
出かける直前の人出は、宮島観光協会のライブカメラ「嚴島神社前」で神社の入口のようすを見られます。表参道商店街のカメラには時間ごとの混雑のグラフもあります。カメラの一覧と見方は厳島神社・宮島のライブカメラにまとめています。
並ぶあいだは冷えます。博多屋の案内のとおり、カイロなど防寒の用意をしていくと楽です。博多屋の案内では、神社の手前の御笠浜に屋台が並ぶので、待つあいだに温かいものを買うこともできます。
大晦日の鎮火祭:18時から御笠浜で大松明
大晦日の宮島では、火難除けを願う嚴島神社の神事「鎮火祭」が行われます。宮島観光協会の年間行事予定(2026年12月31日・木)では、時間は18時〜18時30分ごろ、場所は御笠浜。町内の各所から大小さまざまな松明が約1,000本持ち寄られ、年の瀬の宮島を照らします。
博多屋の紹介によると、島の大人や子どもが長い大松明を担ぎ、「松明、ヨイヨイ」の掛け声で桟橋や表参道商店街を通って御笠浜へ向かいます。神社で清めた火を大松明に移し、見物の人や住民が持つ長さ約30cmの小松明にも火を分けます。小松明は火を消したあと、火難除けのお守りとして家に飾ります。神事のあいだは、御笠浜の石鳥居から神社の入口まで立ち入りが制限される区域があります(博多屋の案内)。
鎮火祭(18時半ごろまで)から元日0時の開門までは約5時間半あります。島内で食事をするか、宮島に泊まって年越しをする人もいます。泊まるなら、空きは早めに確かめてください。
三が日の神事:元日5時の歳旦祭と、二日・三日の舞楽
三が日には、嚴島神社で新年の神事が続きます。宮島観光協会の年間行事予定に、2027年1月の予定がすでに出ていて、次のとおりです(時刻は2026年と同じ)。協会の予定には「嚴島神社昇殿料300円が必要」とあり、大人の拝観料と同じ額です。
| 日 | 時間 | 神事 |
|---|---|---|
| 1月1日(金・祝) | 0時 | 御神衣献上式 |
| 1月1日(金・祝) | 5時 | 歳旦祭(舞楽1曲) |
| 1月2日(土) | 8時30分・11時 | 二日祭(13時から舞楽2曲)・御松囃子(謡曲・仕舞3曲) |
| 1月3日(日) | 9時 | 元始祭(13時から舞楽5曲) |
海の上の社殿で舞われる舞楽は、初詣の時期ならではの見ものです。元日5時の歳旦祭は、0時の参拝のあと島で夜を明かす人が見られる時間です。
船と電車:大晦日から元日は船が夜通し動く
フェリー:JRも松大汽船も夜通し動いた
宮島口と宮島を結ぶフェリーは、年末年始に特別なダイヤになります。以下は2025〜2026年のダイヤです。
- JR西日本宮島フェリー:12月31日から1月1日にかけて夜通し運航しました(JR西日本の初詣臨時列車の案内にも明記)。公式の年末年始ダイヤでは、12月31日の宮島口発は夕方から23時台まで1時間に4本、元日は0時台・1時台も1時間に4本、いちばん少ない3時台・4時台で1時間に2本でした。1月2日・3日の宮島口発は6時25分から22時42分まで。臨時便を出すこともあります。
- 宮島松大汽船:12月31日は通常の時刻表どおり20時台でいったん終わり、元日の運航を12月31日の22時45分から始めて、宮島口発・宮島発とも朝まで15分おきに運航しました(公式の特別運航便)。JRが1時間に2本になる深夜3〜4時台も、松大汽船は1時間に4本です。
運賃は大人片道200円・小人100円で、宮島訪問税の100円が加わります。JRと松大汽船の違いは宮島フェリーで行く大鳥居と絶景クルーズ体験にまとめています。
電車:深夜はJRの臨時列車だけ
- JR山陽本線:JR西日本は2026年の元日に、広島発宮島口方面の臨時列車を1時・2時・3時・4時に出し(宮島口着は1時28分・2時28分・3時28分・4時28分)、帰りも宮島口発1時18分・2時18分・3時18分・4時18分の広島行き(広島着は各時46分)を運転しました。元日の0時に参拝して、始発を待たずに帰れました。
- 広島電鉄 宮島線:1月1日〜3日は臨時便を出し、日中はおおむね5分おきに運行しました。夜通しの運行は無く、元日は早朝に商工センター入口5時34分発・広電宮島口6時01分着の臨時列車が出ました(2025〜2026年の案内)。0時の参拝の行き帰りは、JRの臨時列車かタクシー・車になります。
広島駅からの行き方の比べ方は広島駅から宮島への行き方、遠方からは広島空港から宮島・厳島神社への行き方にあります。大きな荷物は宮島口・宮島のコインロッカーと荷物預かりを見てください。
車と駐車場:宮島口はフェリー乗り場に近い順に埋まる
正月の宮島口は、フェリー乗り場に近い駐車場から順に満車になり、国道2号をはじめ周りの道路も混みます(博多屋の案内)。車で行くなら、次の3つを先に見ておくと迷いにくくなります。
- 宮島口地区駐車場情報(廿日市市):宮島口旅客ターミナル駐車場(295台)・ボートレース宮島の第1〜第5駐車場(合わせて804台)・ちゅーピーパーク臨時駐車場(400台)など約20か所の満空を一覧で見られます。
- 宮島口のライブカメラ:廿日市市が宮島口付近・地御前付近・前空駅付近・大野支所付近の道路を YouTube で配信しています。
- 電車に乗り換える:広電宮島線・JRの沿線の駅の近くに止めて電車で宮島口へ行けば、宮島口の周りの渋滞を避けられます。
宮島口旅客ターミナル駐車場の料金と場所は宮島フェリー乗り場(宮島口)の駐車場にまとめています。
初詣で見ておきたいこと
潮で社殿の見え方が変わる
初詣の日も、厳島神社の景色は潮で大きく変わります。宮島観光協会の目安では、潮位がおよそ250cm以上なら社殿が海に浮かんで見え、およそ100cm以下なら大鳥居の根元まで歩けます。元日0時の参拝は暗い時間です。大鳥居のふだんのライトアップは日没後30分〜23時(宮島観光協会)で、大晦日に延ばすという案内は見当たりません。海に浮かぶ社殿を見たい人は、明るい時間の満潮に合わせるのがおすすめです。行く日の潮は厳島神社の干潮・満潮はいつ?宮島の潮見表と、大鳥居まで歩ける時間で見られます。
干支の杓子と、門の青竹
博多屋の紹介によると、嚴島神社では初詣の人に干支の絵が描かれた杓子が配られます。数に限りがあり、地元には集めている人もいるそうです。また、新年を迎えるころ、神様が通る門の外の柵が青々とした竹に付け替えられます。初詣の帰りに見てみてください。
よくある質問
厳島神社の初詣は何時から参拝できますか?
1月1日は午前0時に開門し、18時30分まで参拝できます。1月2日・3日は6時30分〜18時30分、1月4日からは6時30分〜17時30分です(嚴島神社の公式)。
大晦日の夜、宮島へ渡る船はありますか?
2025〜2026年は、JR西日本宮島フェリーと宮島松大汽船(12月31日の22時45分から15分おき)がどちらも夜通し運航しました。次の年末年始のダイヤは、例年12月ごろに各社の公式に出ます。
初詣はどのくらい並びますか?
三が日は長く並びます。2025年1月3日は、朝から列ができ、厳島神社に入るまで約2時間待ちだったと報じられました。並ぶのを避けたいなら、三が日を外して1月4日以降に参るのが確実です。
鎮火祭は何時からですか?
12月31日の18時から18時30分ごろまで、御笠浜で行われます(宮島観光協会の年間行事予定)。
初詣の拝観料はいくらですか?
ふだんと同じで、大人300円・高校生200円・中小学生100円です。宮島へ渡るときは、船の運賃と別に宮島訪問税100円がかかります。