ユネスコ世界遺産・厳島神社を擁する宮島は、海に浮かぶ社殿と約1,900本の桜が織りなす唯一無二の春景色が魅力です。広島在住で月1~2回宮島を訪れる私が、定番から穴場までの桜ビュースポットに加え、その年の開花予想の確かめ方、混雑回避術、子連れ向けポイント、夜桜ライトアップ情報まで徹底解説。写真映えも花見の快適さも両立できる実践ヒントをお届けします。
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宮島の桜の見頃と開花カレンダー
例年の見頃は3月下旬〜4月上旬です。その年の開花日はその年の気温で決まるため、出発前に宮島観光協会の発表で確かめてください(参考:2025年は3月26日頃に開花し、4月7日頃が満開の予想でした)。満開の前後1週間は、ソメイヨシノから枝垂れ桜まで徐々に品種リレーが続くため、長めに計画を立てると色彩の移ろいを楽しめます。
去年の11月に宮島の人に教えてもらったんですが、実は桜の開花予想は宮島観光協会のSNSが一番正確なんです。気象庁の発表より地元密着で、毎日のつぼみの様子まで写真付きで更新してくれるので、出発前日に確認すると失敗知らずです。
厳島神社の参拝と合わせて桜も楽しめる、まさに宮島ならではの春を満喫してください。地元民おすすめは満潮時刻に合わせた早朝参拝。次女が「お水に立ってる大鳥居と桜がお姫様みたい!」って大興奮でした。
行く日の潮を調べる「水に立つ大鳥居と桜」は、満潮の朝にしか撮れない
桜の見頃と満潮の朝が重なる日は、そう多くありません。日付を入れると、その日に大鳥居まで歩ける時間帯と、社殿が海に浮かんで見える時間帯が分かります。着く時刻まで入れれば、その時刻にどう見えているかも分かります。
潮位は広島(地点記号 Q8)の値で、潮位表基準面の零点は平均海面下 200.0cm です。
これらの基準値は広島港の潮位を基準としており、厳島港では若干早まることが予想されます。
見え方の目安は当サイトの潮汐現象の解説に記載の数値によります。
桜が見頃の時期なら、世界遺産の美しさも一段と際立ちます。
宮島桜花見を快適に楽しむ混雑回避&アクセス攻略
昼間の表参道商店街や厳島神社周辺はピーク時に1時間待ちの行列ができることも。フェリー始発で島に渡り、午前10時までに主要スポットを巡る「朝活花見」ならゆったり撮影できます。
一度、春休み真っ只中の土曜日14時頃に行ったときは人だらけで、次女がぐずってしまい大変でした。地元民の間では「3月下旬〜4月上旬の春休みは年間最混雑」って言われてるんです。平日の14時〜16時が一番空いてる時間帯なので、可能なら平日狙いをおすすめします。
車の場合、宮島口周辺駐車場は朝9時頃に満車になるため、地元の人はみんな知ってるけど、実は朝8時前なら「もみじ本舗」裏の駐車場が空いてるんです。オンライン予約サービス「akippa」を活用すると、当日の駐車場探しに振り回されずに済みます。
大鳥居に最接近できるJRフェリーなら、船上からも桜が楽しめます。往路はJR、復路は松大汽船を使い分けるのが地元流。
子連れ・ベビーカーOK!宮島桜散策の安心ポイント
島内のバリアフリー化は進みつつありますが、古道や石段の多いエリアもあるためルート選択が重要。大元公園は比較的平坦で、ベンチや簡易トイレも完備。加えて「TOTO宮島おもてなしトイレ」にはおむつ交換台があり、小さな子ども連れでも安心です。
ベビーカーだと階段で苦労したので抱っこ紐推奨です。特に桃林や誓真大徳碑への細道は石段が多く、ベビーカーでは難しいため要注意。宮島水族館のベビーカーは無料レンタルもあるので、水族館経由で大元公園へ向かうルートもおすすめ。
野生の鹿に食べ物を奪われないよう、飲食はベンチで素早く済ませるのがコツ。うちの家族のお気入りは、子ども用の鹿よけに100均の風車を持参すること。鹿が近づいてきても、長女が風車をクルクル回して上手に対処してくれます。
雨の日は宮島水族館へ避難。スナメリとアシカショーで子どもたちも大満足です。
夜桜ライトアップと宿泊プランでロマンチックに
桃林では桜の時期に日没後のぼんぼりが灯り、朱塗りの社殿と桜が闇に浮かび上がる幻想的な光景が広がります。大鳥居・嚴島神社社殿・五重塔・多宝塔のライトアップは、宮島観光協会の案内で日没30分後〜午後11時。島内宿泊者は最終フェリー後の”貸し切り状態”で撮影・散策が可能です。桜のぼんぼりの点灯時間は年によって変わるため、出かける前に宮島観光協会の告知で確かめてください。
多宝塔の修復工事は2025年秋に終わっており(嚴島神社が公開している工事中の一覧に多宝塔は載っていません/2026年9月時点)、多宝塔の夜桜もまた楽しめます。誓真大徳碑と藤の棚公園の組み合わせもおすすめです。主人は写真係、私は子ども係で分担して、家族みんなで夜桜を楽しんでいます。
春の宮島を彩るおすすめ桜ビュースポットをご紹介!

宮島の桜の見ごろは4月上旬あたりです。
思わず写真を撮りたくなるようなフォトジェニックなスポット満載!宮島の春を彩る美麗な桜ビュースポットをご紹介します。宮島の桜を撮れば、ポートレートも風景写真も格調が一気に上がりますよ!
大元公園の桜

大元公園は宮島水族館の奥側に位置し、入り口に大元神社のある公園です。春には桜が咲きこぼれる宮島の桜スポットで、厳島八景にも数えられています。比較的人通りが少ないのでゆったりと桜を楽しめます。
実は地元民の間では「桜の穴場は多宝塔周辺」って言われてるんですが、大元公園も負けず劣らずおすすめ。鹿の出没率も高く、背景に海と桜が入るためフォトジェニックです。
桜の綺麗さ ★★★☆☆
行きやすさ ★★☆☆☆
穴場度 ★★★☆☆
桜の木の本数 ★★★★★
桃林(もんばやし)の桜

歴史民俗資料館前の細い路地をまっすぐ進んでいくと桃林です。少しわかりにくい場所にあるので宮島観光マップを参照しましょう!たくさんの桜が咲き乱れ、幸せな気持ちにさせてくれるスポットです。
長女は写真撮影に夢中で、ここで100枚以上撮ってました。「桜のトンネルみたい!」って大はしゃぎ。夜桜のライトアップも美しく、島内宿泊なら貸し切り状態で楽しめます。
桜の綺麗さ ★★★★★
行きやすさ ★★★☆☆
穴場度 ★★★☆☆
桜の木の本数 ★★★★★
歴史民俗資料館でパンフレットをもらってから桃林へ向かうと、桜の種類や見どころがよくわかります。
誓真大徳碑(せいしんだいとくひ)の桜
誓真大徳碑の桜スポットは小高い丘の上にあります。誓真大徳碑は、杓子を広め宮島の恩人と言われる江戸時代のお坊さん”誓真”をたたえて建てられた碑です。
幸(さいわい)神社のそばにある階段を上り、あなごめし「和田」沿いの小道を進み、五十塔を右手に曲がり、小道を登り、「光明院」沿いに進むと誓真大徳碑があります。目印があまりないため、たどり着くのに少し苦労します。でも、頑張ってたどり着くと、海と空と桜の美しい景色に感動できるので苦労した甲斐があります!桜が咲き乱れる中、飾られていたピンクの提灯も印象的です。
次女が「お花に囲まれたお城みたい!」って大興奮でした。少し急な坂道ですが、ベビーカーより抱っこ紐の方が楽です。
桜の綺麗さ ★★★★★
行きやすさ ★★☆☆☆
穴場度 ★★★★★
桜の木の本数 ★★★★★
藤の棚公園の桜

ロープウェー乗り場の途中にあるお店で、「山村茶屋」があります。鹿がゆっくりしていて可愛らしかったです。人が少ないので桜の景色を独り占めできました。
地元の人に教えてもらったんですが、実は紫陽花も大聖院が島内一の名所(6月中旬)なんです。春の桜から初夏の紫陽花まで、季節ごとに楽しめるスポットを知っておくと便利です。
桜の綺麗さ ★★★★★
行きやすさ ★★☆☆☆
穴場度 ★★★★★
桜の木の本数 ★★★★☆
弥山への玄関口でもある大聖院は、実は厳島神社より歴史が古いパワースポット。桜の季節に参拝するのもおすすめです。
山辺の古径
「山辺の古径」は「宮島最古の参道」と言われており、その名の通り厳島神社へ向かうための趣のある道となっています。桜もたくさん咲いているのでとても気持ちの良いお散歩コースになります。
うちの家族は古径を通って厳島神社へ向かうのがお気に入りコース。石畳が少し歩きにくいですが、歴史を感じながらの桜散歩は格別です。
桜の綺麗さ ★★★★☆
行きやすさ ★★☆☆☆
穴場度 ★★★★★
桜の木の本数 ★★★★☆
最古の参道を通った後は、いよいよ厳島神社へ。満潮と干潮で全然違う表情を見せてくれる、宮島のシンボルです。
宮島でしか見ることのできない美しい桜

厳島神社付近の桜など、どこを歩いていても春の宮島は美しい桜がたくさん咲いています。その年毎に一週間ほどのズレはありますが、宮島の桜が満開になるのは3月末〜4月上旬頃です。
ぜひ春の宮島にお越しの際は、宮島でしか見ることのできない美しい桜をご覧ください。フェリー乗り場前のテイクアウト専門店で「あなご飯弁当」を購入し、大元公園のベンチで桜を眺めながら食べるのが地元流の楽しみ方です。
宮島名物の穴子飯は絶対に食べておきたい一品。桜散策でお腹が空いたら立ち寄ってみてください。
よくある質問
宮島の桜は何時頃に行くと空いていますか?
平日6:00〜10:00、休日6:00〜9:00は観光客が少なく、厳島神社も待ち時間なしで拝観できることが多いです。地元民の間では「雨の日の弥山は貸切状態になることも」って言われてるので、雨の日狙いも穴場です。
フェリーは夜何時まで運航していますか?
JR西日本宮島フェリーは通常22:14が最終便ですが、繁忙期は増便される場合があります。地元の人はみんな知ってるけど、実はフェリーは「JR」の方が大鳥居に近づく(往路のみ)んです。必ず当日ダイヤを確認しましょう。
帰りの船を調べる夜桜のあと、何時の船で帰れるか
島を出たい時刻を入れると、JR宮島フェリーと松大汽船それぞれの次の便と最終便、あと何本あるかが分かります。ライトアップが終わる22時頃から逆算できます。
宮島発(宮島 → 宮島口)の時刻で見ます。
多客時ダイヤ・特別運航便(1月1日/1月2・3日/管絃祭)・カーフェリーは別ダイヤです。運航時刻は変更されることがあるため、当日は公式サイトでご確認ください。
ベビーカーで通れない場所はありますか?
桃林や誓真大徳碑への細道は石段が多く、ベビーカーでは難しいため抱っこ紐がおすすめです。宮島水族館のベビーカーは無料レンタルもあるので活用してください。
夜桜ライトアップに入場料はかかりますか?
大半のスポットは無料です。多宝塔周辺の修復工事は2025年秋に終わっています(嚴島神社が公開している工事中の一覧に多宝塔は載っていません/2026年9月時点)。誓真大徳碑と藤の棚公園の夜桜もおすすめです。
桜と一緒に鹿を撮影できる場所は?
藤の棚公園や大元公園は鹿の出没率が高く、背景に海と桜が入るためフォトジェニックです。ただし、鹿せんべいは2007年から販売中止(鹿の健康のため)なので、餌やりはできません。
島内で食事をする時間がない場合のおすすめは?
フェリー乗り場前のテイクアウト専門店で「あなご飯弁当」を購入し、大元公園のベンチで桜を眺めながら食べるのが人気です。表参道商店街でもさまざまなテイクアウトグルメが楽しめます。
食べ歩きなら表参道商店街がおすすめ。桜の季節も美味しいグルメがいっぱいです。
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桜の季節の宮島を満喫したら、標高535mの弥山にも挑戦してみませんか?ロープウェイで楽々アクセスでき、頂上からの絶景は感動間違いなし。
弥山に登れるか調べる桜を見てから弥山へ。ロープウエーは間に合うか
ロープウエー乗り場に着く時刻を入れると、山頂まで往復して下り最終16:30に間に合うかが分かります。
上り最終 16:00・下り最終 16:30 から逆算します。
宮島桟橋からロープウエー紅葉谷駅までの徒歩時間は公式サイトに文字の記載が無く「未取得」です。この計算には含めていません。乗り場に着く時刻を入れてください。
気象状況により運転を見合わせる場合があります。多客時を中心に事前予約が必要な「特定日」があります。
泊まるなら、島内か対岸か桜の時期は、泊まった人と日帰りの人で見える景色が違います
この記事に書いたとおり、桜の時期の表参道商店街や厳島神社周辺はピーク時に1時間待ちの行列ができ、宮島口周辺の駐車場は朝9時頃に満車になります。記事が勧めているのも「フェリー始発で渡り、午前10時までに主要スポットを巡る朝活花見」です。
そしてこの記事には、こう書いてあります——島内宿泊者は最終フェリー後の“貸し切り状態”で撮影・散策が可能。大鳥居・社殿のライトアップは日没30分後〜午後11時(宮島観光協会)、フェリー最終は通常22:14。つまり日帰りの人が帰ったあとにも、桜と大鳥居を静かに眺める時間が残っています。
島内に泊まれば、その時間がそのまま手に入ります。翌朝も始発を待たずに動けます。ただし島内は宿数が限られ、桜の時期は特に早く埋まると考えてください。
対岸に泊まるなら費用を抑えつつ、朝8時前に駐車場へ入る動きが取れます。車で行くならこちらが現実的です。
宮島島内の宿の空室を見る![]()
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まとめ:春の宮島で最高の桜旅を!
見頃は例年3月下旬から4月上旬で、観光ピーク前の「朝活花見」と夜桜ライトアップが狙い目。大元公園や藤の棚公園など穴場を組み合わせれば、ユネスコ世界遺産の社殿と桜、そして鹿まで一度に楽しめます。
家族連れはバリアフリールートを活用し、混雑を避けるならパーク&ライドがおすすめ。去年の11月中旬に行ったときは紅葉が最高でしたが、春の桜も負けず劣らず美しいです。春の宮島で、忘れられない桜絶景を満喫してください。



































