宮島には、原生林の高台に建つ絶景の喫茶室から、1966年創業の老舗喫茶、古民家を改装した自家焙煎珈琲店まで、性格の違うカフェがそろっています。 お好み焼きの店を探しているなら 宮島のお好み焼きまとめ にまとめています。この頁では、宮島でカフェを探す方が「何を基準に選べばよいか」がひと目で分かるように、自社で個別に取り上げた5軒を、眺め・席数・混み方・開く時間の観点で束ねます。値段や当日の営業状況は変わりますので、この頁では扱いません。各店の詳細は個別の頁でご覧ください。
眺めで選ぶ
原生林の高台から千畳閣と五重塔を見下ろす:天心閣
厳島神社の裏手にあたる高台、かつて貴族が別荘を構えた原生林の中に建つ喫茶室です。ウッドデッキのテラス席から、千畳閣(豊国神社)と五重塔、そして瀬戸内の島々を同じ目線で眺められます。厳島神社の入口の横を抜けてまっすぐ進み、突き当たりの店の脇道から約70段の階段を登った先です。この階段が「天国への階段」と呼ばれているくらいで、道のりそのものが目的地の一部になっています。席料が1人550円かかりますが、ドリンクを頼めば実質無料になる仕組みです。後述する伊都岐珈琲の系列店で、コーヒーは自家焙煎。BGMを流していないので、鳥の声と風の音だけで過ごせます。詳しくは天心閣の頁をご覧ください。
海と電車を眺めて、島へ渡る前に:伊都岐珈琲 the terrace
こちらは宮島の島内ではなく、宮島口(本土側)の商業施設 etto の2階にあるコーヒーラウンジです。窓の外には海と広電宮島口駅が広がり、フェリーが行き交う様子を見ながら待ち時間を過ごせます。43席と広く、テラス席とコンセントもあるので、島へ渡る前の時間調整や、島から戻ったあとの休憩に向きます。「島で座れる店を探して歩き回りたくない」という方は、行きか帰りにここを組み込むのが確実です。詳しくは伊都岐珈琲 the terrace の頁と、施設そのものを紹介したetto の頁をご覧ください。
静けさ・雰囲気で選ぶ
古民家を改装した約40席:伊都岐珈琲 宮島
宮島桟橋から徒歩9分、島の中心にある自家焙煎コーヒーの店です。もとは民家だった白木の建物を改装してあり、大きなガラス扉から自然光がたっぷり入ります。テーブル席・カウンター席・窓際席・ソファ席を合わせて約40席。全席禁煙でベビーカーも入れます。朝9時に開くので、厳島神社を早朝に参拝したあとの朝食や、弥山へ登る前の一杯に使えます。一人ならカウンターでバリスタの手元を眺められます。詳しくは伊都岐珈琲 宮島の頁をご覧ください。
1966年創業・全14席の老舗:喫茶しま
表参道商店街にある、1966年創業の喫茶店です。現在は2代目が、先代から受け継いだ深煎りコーヒーと、毎日焼く手づくりパン・焼き菓子でもてなしています。朝食セットは8時30分〜11時の時間限定。島内では貴重な「朝早くから開くカフェ」なので、フェリーを降りてすぐの朝食に向きます。全14席とコンパクトなので、人数の多いグループには向きません。水曜定休。テイクアウトのサンドイッチやレモンの焼き菓子は土産にもなります。詳しくは喫茶しまの頁をご覧ください。
2階の畳敷きで甘いものを:gelateria BACCANO
表参道商店街と町家通りの間にあるジェラート店です。コーヒーの店ではありませんが、2階に畳敷きの和モダンなイートインスペースがあり、歩き疲れた足を下ろせます。無着色・無香料・保存料不使用で、常時18種類。りんごのジェラートの淡いピンクは着色ではなく紅玉の皮の色、広島レモンは瀬戸田産のストレート果汁、と素材がそのまま味になっています。子ども連れの休憩に向く一軒です。詳しくはgelateria BACCANO の頁をご覧ください。
席数と混み方の目安
| 店 | 場所 | 席数 | 向く場面 |
|---|---|---|---|
| 天心閣 | 島内・厳島神社の裏手の高台 | テラス中心 | 景色を目的に、時間をかけて |
| 伊都岐珈琲 宮島 | 島内・桟橋から徒歩9分 | 約40席 | 朝食、子ども連れ、一人 |
| 喫茶しま | 島内・表参道商店街 | 14席 | 朝8時半からの朝食、少人数 |
| gelateria BACCANO | 島内・表参道と町家通りの間 | 2階にイートイン | 散策の合間の甘いもの |
| 伊都岐珈琲 the terrace | 宮島口(本土側)etto 2階 | 43席 | フェリーの待ち時間、確実に座りたいとき |
宮島のカフェは、桟橋から厳島神社への動線上にある店ほど混みます。席数の少ない喫茶しまは、平日の14時〜16時ごろが比較的空いています。動線から外れた高台の天心閣と、本土側で席数の多い the terrace は、島の中心部が最も混む時間帯でも座りやすい側です。
時間帯で選ぶ
宮島は日帰りの観光客が多く、朝10時ごろから昼過ぎまでが人の波のピークです。 昼食の店とあわせて選ぶなら 宮島ランチまとめ にまとめています。カフェを目当てに宮島へ来る方は、この波を避けた時間の使い方が快適です。
- 朝8時半〜10時:まだ人が少なく、どの店も座りやすい。この時間に開いているのは喫茶しま(8時30分〜)と伊都岐珈琲 宮島(9時〜)
- 昼過ぎ14〜16時:日帰り客が桟橋へ戻り始め、店に空きが出る。宮島に泊まる方が一人でゆっくりするのに向く時間帯
- 夕方16時以降:島内の多くの店は17時前後で閉まります。夕方に確実に座りたければ、本土側の the terrace を当てにするほうが堅いです
選び方の目安
- 景色を目的に、時間をかけて座りたい:天心閣
- 朝いちばんに、しっかり食べてから歩き出したい:喫茶しま/伊都岐珈琲 宮島
- 散策の合間に、子どもと一緒に足を下ろしたい:gelateria BACCANO
- フェリーの待ち時間を確実に座って過ごしたい:伊都岐珈琲 the terrace
歩く道順そのものは厳島神社を軸に決まるので、どの店に寄るかは「神社の前か、あとか」で考えると迷いません。
この頁で扱わなかったこと
各店の値段・当日の営業状況・貸切の有無・予約可否は、季節と年で変わります。個別の店舗ページで最新の情報を確認したうえで、当日に迷ったらこの頁の「選び方の目安」に戻ってきてください。